They're leaving home.(慈愛の響き from 6年生父母 第二弾)

 こんにちはー

 

 

 

 卒所生父母による作文掲載の第二弾です!

 

 

 原文は3〜4日ほど前に届いていたのですが、私の作業が遅くなりましたm(_ _)m

 

 

 

 では、以下に転載いたします。(点線から点線までです。)

 

 

 100パーセント以上の充実感が感じられます。

 

 

 

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はじめに、

無事、卒所を迎えることができた息子と彼を囲んでくれた同級生のみんなに、おめでとうを贈りたい。

そして、彼らを支えてくれた在所生、父母さん、指導員に、ありがとうを伝えたい。

 

小学生の6年間、息子にとって、もう1つの家になった学童での思い出は、ずっと残るでしょう。そしてこれからも、彼らを支える繋がりになったと思います。

学童を選んで、本当に良かったと思います。

 

さて、

学童での思い出は、親にもあります。

ただ、おそらく「子」と「親」では、残っているモノが違うだろうと、思います。

 

少し、思い出話を。

学童の一大行事といえば、キャンプです。

息子の思い出は、仲間と過ごした楽しい時間、息を合わせて踊ったスタンツやトーチ、魚釣りのドキドキ感でした。

親にも、息を合わせてやりきった、達成感があります。それは、私にとって初めての学童キャンプの日のことです。

 

私は、息子の習いごとがあり、みんなからは少し遅れて、雨の中、車でキャンプ場を目指しました。

キャンプ場に着く頃、雨は上がり、ホッと胸を撫で下ろし、みんなの待つバンガローに向かいました。

雨が降っていたため、多くの父母は雨宿りをし、池の水を眺めていました。

 

私は到着を告げ、バンガローに荷物を置くと、何か手伝えることはナイかと、父親たちが集まっていた池に戻りました。

 

すると、数人の父親が池の中に入っています。

何をするのか?

 

おもむろに池の水を掻き出し始めます。

なぜ???

 

私は、ただ呆然と眺めるだけでした。

そうして見ているあいだにも、父親たちは、とても水掻きのためとは思えない道具を手に、ゾクゾクと参戦していきます。

みなさん、笑いながらも真剣に、池の水をすべて掻き出すつもりのようです。

 

はじめ円かった池は、次第に小さくなり、ついには全ての水がなくなりました。

そして、私は知ったのです。

 

 

そこは「池」ではなく、雨が溜まった「広場」だったと!

 

その後、何も知らない子どもたちは、

とても嬉しそうに、干上がった池、いや、広場でスタンツやトーチを披露してくれました。

 

子どもたちの思い出は、親のガンバりで守られました。父親たちは、とても美味しそうにビールを飲んでいました。

子どもを支えるって、楽しいことだな、と父親たちの笑顔を見ながら感じました。

 

 

最後に、

学童に入って知った大切なことは、2つです。

1つは、こんな素敵な父母さんに出会え、楽しく子どもたちと思い出を残すことができること。

2つ目は、先ほどの思い出話でお気づきの方もいるでしょうが、

水掻きに関して、私は、何もしていない!

と言うことです。

学童の素敵過ぎる父母さんや指導員さんのおかげで、何もしていなくても、つつがなくイベントはクリアされ、達成感を分けてもらい、思い出のお土産まで付いてきます。

 

学童を選んで、本当に良かったと思います。

6年間、支えてくださったみなさんに、心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

"笑顔を撮りたい父"より

 

 

 

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(ここから管理者です)

 

 

"学童を選んで、本当に良かったと思います。"

 

という一文が、複数回登場していました。

 

 

 そんな一文に出会えて、本当に良かったと思います。